長期優良住宅について その3。2010/04/12
登録免許税の税率の軽減措置。
お家を建てられて初めにすることは、
そのお家の所有権の登記です。
これをしておかないと万が一トラブルが発生した場合に、「この家は私の家です!」という主張が出来ない場合があるんです。
そのため、司法書士の先生に所有権の登記をしてもらうんですね。ただ、この登記にはいくつか種類がありまして、住宅に大きく関わってくるのは「保存登記」と「移転登記」の2種類です。
この2種類の登記をする場合に発生する税金を軽減してあげようという主旨の措置です。
まず「所有権の保存登記」の場合。
通常の住宅では固定資産課税台帳(※1)に記載されている価格に0.15%を掛けた金額になります。
長期優良住宅ではその掛け率が0.1%に減税されます。
次に「所有権の移転登記」の場合。
通常の住宅の掛け率は0.3%です。
これが長期優良住宅だと0.1%に減税されます。
どちらも建築費用に比べると大きな金額ではありませんが、少しばかりメリットはあると思います。
※1…固定資産にかかる税金を算出する上で必要な建物又は土地自体の価値。