6月2018

家造りの基礎知識【基礎工事編】その72018/06/15

型枠を取り外し、基礎の大部分が出来たら次は玄関ポーチの施工です。玄関の中と外の土間部分を「玄関ポーチ」と言います。仕上げは様々ですが、一般的にはタイルを貼っていくのが多いですね。タイルを貼るのは全体工事の最後の方なのですが、タイルの種類によっては1枚当たりの大きさが異なるため玄関ポーチに貼る材料選別はこの時点までに済ませておくほうがいいですね。

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土間部分の高さは基礎のベタコンクリート面よりもだいぶ上がるので土砂を入れて上げていきます。他にも掃出し窓や勝手口から出た庭部分なども大きい段差を付けたくない場所には先行して土砂で嵩上げしておくことをお勧めします。

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↑これは勝手口・掃出し窓から出れる中庭部分です。6畳間程度の空間なのでテラスとして使えるように内部との段差を最小にしました。ちなみに最小でも段差は15cmは付きます(中の床次第ですが)

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土を入れ終わったら廻りに型枠を取り付けていきます。

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こんな感じですね(*^-^*)一段目と二段目を同時に打っていきます。

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コンクリートを流しこんでいきます。

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完成です!これで基礎工事は全て完了ですね。続いては土台敷き工事ですが材料搬入の関係で来月になってしまうので工事は少しお休みですね( ^^) _旦~~

 

家造りの基礎知識【基礎工事編】その62018/06/02

ベタコンクリートが打てたので、続いては立上り部分の基礎です。立上りとはいわゆる間仕切り壁の形に基礎を作っていきます。

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ベタコンクリートを打つ前に立上りの鉄筋を取り付けているので、その鉄筋を挟むようにして型枠を取り付けていきます。ベタコンクリートを綺麗に均していたのはこの立上りが斜めにならないようにするためでもあるんですね(‘ω’)ノ

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だいぶ形になってきましたね!(^^)!この調子でいけば来週中に立上りの基礎打てそうですね。

ちなみにベタコンクリートに埋めたスリーブたちはこんな感じになっています。

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綺麗に埋まってますね。また、立上りの基礎にもスリーブを入れます。

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基礎内部の空気の通りを良くするためと、排水・給水用の配管が最短で外部へ通せるようにするためです。最近の住宅は気密住宅がほとんどなので基礎内部の気密性も求められます。こういった工夫は必要不可欠なんです(‘ω’)ノ

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立上りの型枠出来ました!続いて断熱材の施工に入っていきます。スタイロフォームという堅い断熱材を基礎の内側に来るように型枠に取り付けていきます。

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こんな感じですね。外部と接する外周の基礎には全て取り付けていき、外気の影響を少しでも減らしておきます。このひと手間が家が建った後の断熱性を大きく左右します。

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こちらがホールダウンアンカーと言われる金物です。基礎と重要な構造柱とを緊結するための金物で、事前に基礎に埋め込んでおく必要があります。大体一軒で5から8本ありますが構造上のバランス次第で増減します。

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いよいよ立上り基礎を打っていきます。

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無事打てました。後は数日養生して型枠を解体していきます。

 

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型枠外しました!綺麗に打ててますね!(^^)!あとはコンクリートのバリを削ったりして完成です。明日から玄関ポーチの施工です。